2014年12月17日

今の当たり前な毎日の

週末は風邪気味だったので、Huluでのんびりと『アリー my Love』(原題:Ally McBeal)の続きを観ていた。このドラマを観ている間はいつも、心の隅で昔のことを思い出している。

日本では1990年代の終わり頃に放映されていたはずだnuskin 如新。当時、ネットの向こう側に、このドラマを話題にする人たちがいた。「今日は帰ったらアリーを観る」「アリー面白いよね」「この時間ならアリーに間に合うかな」などなど。(その頃はtwitterなどなく、MLで)

「アリーってなんだろう」と気になりながら読み流していたけれど、ある時、新聞のTV欄に『アリー my Love』を見つけ、NHKで放映している海外ドラマのことだと分かった。そしてある夜、ついにわたしもその番組を観たのだが、その時は5分ほどで消してしまった。何シーズンの何話だったんだろう。実写に不気味なCGの入るドタバタという印象で、少しも面白く感じられなかった。

当時は子育ての真っ最中で、TVといえば子供番組とニュースくらいcellmax 團購。そもそもドラマを観る余裕がなかった。余裕じゃないな、単にそういう「気分」ではなかったんだろう。

その時のアリーを今、Huluで見つけて思い出して、楽しく観ているのだ。毎回流れる70年代のポップスも懐かしいし、登場人物たちもそれぞれキュート。「これ面白いよねぇ!」と、あの頃の誰かさんに話しかけたくなる。
まさか20年近くも経って、アリーを観ることがあろうとはcellmax 團購。それも、うっすい大きな画面で、好きな時間に、好きなだけ!

そういう未来のことなど、特に望みもしなければ想像することもなかったということは、あの頃はあの頃で充分に楽しかったんだなと、しみじみ思う。アリーを観ながら思い出すのは、小さかった子ども達のこと、ルールだらけだった社宅での暮らし、ブラウン管のテレビ、メールを送受信しては切っていたダイアルアップのインターネットetc.

今の当たり前な毎日の、特別気にもかけていないちょっとしたこともまたnu skin 如新、未来の小さな感激に繋がっていて、いつか、「来てるね、未来!」と思う日が来るのかしら。

20年後に初めて『あまちゃん』や『花子とアン』をちゃんと観たりして……?

Posted by 風の記憶  at 15:35 │Comments(0)

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